赤ちゃんがくせ毛がどうかが、いったいいつからわかるのかは断定できません。
また、一番の理由は遺伝であるため、直ることもほとんどないようです。
ですが、くせ毛を改善できる対策があります。
この記事では、
・赤ちゃんがくせ毛になる原因や理由
・赤ちゃんのくせ毛対策
を元美容師で、3児のママでもある私が紹介していきます。
赤ちゃんのくせ毛について気になる方は、この記事を参考にしてくださいね。
赤ちゃんのくせ毛はいつから分かる?
赤ちゃんのくせ毛が、いつからわかるのかは人それぞれ違います。
生まれたときから、髪の毛がフサフサな子もいれば、少ない赤ちゃんもいますよね。
フサフサな子の髪の毛がクルクルしていたら、「あら、うちの子くせ毛なのね!」と思うでしょう。
ですが、生まれたときはくせ毛だと思っていたのに、成長していくにつれてまっすぐ直毛になるお子さんもいます。
また、生まれたとき少なかった髪の毛が伸びてきてから、くせ毛に気が付く子もいます。
3歳ぐらいまでには体に生えている産毛が全て生え変わり髪質が安定するため、そこでくせ毛かどうか判断できるでしょう。
赤ちゃんがくせ毛になる原因や理由
そもそも、なぜくせ毛になるのかを解説していきますね。
赤ちゃんがくせ毛になる原因や理由①遺伝
一番大きな原因として考えられているのは遺伝です。
パパとママどちらかがくせ毛だと、70%以上の確率で生まれてくる子がくせ毛になります。
両親ともくせ毛だと、なんと、90%以上の確率で生まれてくる子がくせ毛になります。
まれに、パパとママどちらもくせ毛じゃないのに、くせ毛の子が生まれてくる場合もありますよ。
その場合は、隔世遺伝の可能性が大きいです。
祖父母からの遺伝とも考えられるんですね。
赤ちゃんがくせ毛になる原因や理由②毛包のゆがみ
くせ毛は、毛根を包んでいる毛包という部分の歪みによって作られます。
生えてきてからクセがつくのではなく、毛包が歪んでいるからクセがついて伸びていくのです。
また、以下のようにしっかりと、赤ちゃんの頭皮ケアしてあげるとくせ毛が治ることもあります。
・刺激が強くないシャンプーで洗ってあげる
・洗った後はしっかりドライヤーで乾燥
個人的には、くせ毛じゃなくても赤ちゃんの頭皮ケアはしてあげてほしいと考えています。
赤ちゃんがくせ毛になる原因や理由③癖がつきやすい
赤ちゃんの髪は、とても細くてやわらかいですよね。
ですので、寝ぐせも付きやすいですし、抱っこ紐で抱っこしているときもクセがつくこともありますよね。
それを常に見ていると、あれ?くせ毛かな?と思い込んでしまうこともあるようです。
赤ちゃんのくせ毛の直し方とその対策
私は、赤ちゃんのくせ毛はとってもかわいいと思います。
しかし、もしパパやママが自分のくせ毛で悩んだ経験があると、「この子も大変な思いをするのでは…」と、心配になりますよね。
そこで、今以上にクセが強くならないように、赤ちゃんのうちからできるくせ毛対策もあるので挙げていきます。
赤ちゃんのくせ毛の直し方とその対策①栄養素を取る
まず、食事の改善です。
赤ちゃんが母乳を飲んでいる間は、ママが食事に気を付けましょう。
髪の毛の主成分は、ケラチンというたんぱく質です。
ですので、積極的にたんぱく質を摂取してください。
そして、ミネラルがケラチンの合成を促進すると言われています。
よく、髪の毛には「ワカメ」がいいと言われるのはそのためです。
他にも、以下の栄養素も摂取するように心がけてくださいね。
・野菜や果物の「ビタミンC」
・レバーや乳製品に含まれる「ビタミンA」
・モロヘイヤ、赤ピーマンなどに含まれる「ビタミンB」
過剰摂取はよくないので、バランスよく食事することが大切です。
離乳食が始まっている赤ちゃんは、アレルギーにも気を付けながら、食べさせてあげてみてください。
赤ちゃんのくせ毛の直し方とその対策②似合う髪型を見つける
くせ毛を完全に直すことは難しいので、その子に似合う髪型を見つけてあげてください。
くせの度合いや、くせの種類によって、できる髪型できない髪型がありますが、美容師さんに相談すれば髪質に合う髪形を提案してくれますよ。
大人になれば縮毛矯正やストレートパーマもかけられますが、赤ちゃんはできません。
クセを生かすかわいいカットもおすすめです!
女の子であれば、ヘアピンやゴムでヘアアレンジしてあげるのもとってもかわいいですよ。
特に前髪にクセが強い子はゴムで結んだり、ピンでとめるスタイルがおススメです。
まとめ
赤ちゃんのくせ毛がわかる時期は。それぞれ異なります。
そして、くせ毛になる一番の原因は、遺伝です。
そのため、くせ毛が直ることはほとんどありません。
毛包の歪みが関係していることもありますので、頭皮ケアをしてあげるのもいいですね。
もし赤ちゃんのくせ毛が気になる方は、くせ毛がひどくならないような食事を心掛けてあげたり、その子のくせに合うヘアアレンジをしてあげてください。
髪質も個性です。
お子さんも自分のくせ毛を好きになってくれるといいですね。
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