「パパの五月人形を大事にとってあるからこれを使って!」といわれたものの、断っていいものか悩みますよね。
五月人形には飾る意味がちゃんとあり、おさがりは受け継がなくてもいいのです。
その理由をきちんとご両親に伝えればきっとわかってくれるはずです。
そこで今回は
・五月人形は誰が買うの?
・五月人形はコンパクトなものが人気
ということを、2男1女を育てている私がわかりやすく解説しました。
パパのお下がり使ってほしいと言われて困っているママ、子供の五月人形は誰が購入するのかもめているご家庭にも役立つと思いますので、参考にしてください!
五月人形はパパのお下がり?!それ頂かなくても大丈夫!
よっぽどの理由がない限り、パパからのおさがりの五月人形は避けたほうがいいです!
五月人形の意味
五月人形は、基本的に1人に1体新しいものを購入するのが良いとされています。
なぜなら、五月人形には「厄を引き受ける」「身代わりになる」という意味があるからです。
パパの五月人形は、パパのことを小さいときから守っていくれていたわけですね。
男の子が生まれたら、その子を守るための新しい五月人形を購入してあげましょう。
戦いに勝つために
昔の人は戦に出るために鎧を持っていましたが、家族で共有していたわけではありません。
「人形は飾るものだし、関係ないのでは?」と思われるかもしれませんが、戦場に行くことはないにしても「受験」や「就職」など、その子にとって大きな戦いがたくさんあるはずです。
その「戦い」のためにも、1人1体の五月人形を持っていてもいいですよね。
我が家には男の子が2人いますが、やはりそれぞれ兜を持っています。
五月人形って誰が買うの?母方の両親?
親が購入したり、祖父母孫が購入したりするケースがありますが、誰が購入するのか?というルールはあるのでしょうか?
五月人形の購入にルールはなし!
五月人形は誰が買うべきかというルールは特にありません。
おじいちゃんおばあちゃんが買おうと、ママパパが買おうと、親戚からのプレゼントであっても大丈夫ですよ。
五月人形を購入するのは母方の両親と言われている理由
昔は、「嫁に行く」という言葉があるように、母方の実家にはなかなか帰らないものでした。
そこで、母方の両親が孫の健やかな成長を願って、嫁ぎ先に五月人形を届けに行く風習があったそうです。
しかし今は、嫁に行ったからと言ってなかなか実家に帰れないなんてことは少ないですよね。
五月人形はコンパクトが人気!!私のオススメはかぶれる兜!?
最近はコンパクトな五月人形が人気のようです。
皆さんどのような五月人形を購入しているのでしょうか?
ナチュラルな五月人形
最近、ナチュラルテイストのインテリアなんかが流行っていますよね。
そんなお家にもなじむように、昔のようにギラッギラなものでなく、ナチュラルな木製の五月人形も売られているそうです。
とてもおしゃれでコンパクトなので、飾るスペースがなかなかとれない方やマンション住まいの方にも最適です!
かぶれる兜
私の弟の兜は、ガラスケースに入れられ高級品扱いされていました。
しかし、我が家の子供たちの兜はいつでも触れる、かぶろうと思えばかぶれる兜を飾っています。
私もはじめは「ほこりも気になるし、触られても困るし、ガラスケースに入ったのがいいな」と思っていました。
ところが、兜を作っている職人さんに「兜はその子を守るものだから触ったっていいんだよ。ガラスのケースで保管してしまうのはもったいない!!」と言われ衝撃を受けました。
とても納得できたので、我が家の兜は触れるものにしました。
子供の頭ならかぶれたりもしますし、兄弟それぞれに用意したいご家庭にもコンパクトサイズなのはありがたいですよね。
おススメなのでぜひ検討してみてください!
まとめ
五月人形は受け継ぐ必要はないし、購入する人にルールはありません。
親でも祖父母でも親戚からのプレゼントでもいいのです。
五月人形を用意する際のポイントは
・誰が買うかではなく誰に買うかが大事
・コンパクトでナチュラルなものが人気
この3つです。
パパのお下がりを大事に使うのも確かにいいことなのかもしれませんが、五月人形を飾る意味を考えると大事な我が子専用の兜を用意してあげたいですよね。
それでもお下がりを使ってほしいと言われたら、パパの五月人形も一緒に飾るのもありですね!
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