梅雨の時期は前髪のべたつきが気になりますよね。
改善には生活習慣や朝のヘアセットが大事になってきます。
前髪のセットの仕方には、いくつかポイントがあるんですね。
またやり方を間違えると、逆に傷んでパサついたりしてしまうので要注意です。
そこで今回は
・梅雨の前髪はアイロンで整えてからしっかりさますことが大事!
・梅雨の前髪にはスプレーを使いおでこにはパウダーを使用してサラサラキープ‼
を、元美容師の私がわかりやすく解説しました。
梅雨の前髪が言うこと聞かなくて困っている方の役に立ちますので、ぜひ参考にしてくださいね。
梅雨の前髪は湿気とおでこの皮脂でベタベタに!
ここでは梅雨の前髪がベタつく理由についてご紹介していきます。
前髪がべたつく理由
前髪のべたつきの大きな原因は、おでこや頭皮の皮脂なんです。
さらに髪の毛にあるキューティクルは、濡れると開く性質があり、湿気で濡れた髪のキューティクルが開いた状態になるため、とっても傷つきやすくなります。
それを守ろうと、皮脂が過剰分泌してしまうことでベタつきの原因になるのです。
普段の生活も影響する!
前髪だけにとどまらず髪の毛全体においても、普段の生活習慣によって皮脂量を多くしている可能性があります。
例えば
・1日に何回もシャンプーする
・食生活が乱れている
・睡眠不足
・タバコを吸う
などが原因として挙げられるのですが、あなたに当てはまるものはありましたか?
頭皮のベタつきが気になる方は、1つ以上当てはまっているかもしれません。
生活の改善がベタつき予防にもなりますので気を付けましょう。
梅雨の前髪はアイロンで整えてからしっかりさますことが大事!
前髪のベタつきを抑えるために、毎朝の準備が大切なんです。
アイロンでの前髪セットの基本
普段から、ヘアセットにストレートアイロン又はコテを使っている方も多いですよね?
梅雨の前髪のセットにも、かなり効果を発揮してくれます。
では手順をお伝えしていきますね。
①水で濡らして寝ぐせを治す
※point!
濡らすのは、髪の毛の根元です!
②ドライヤーでしっかり乾かす
※point!
濡れた状態でアイロンを使うのは基本NG
③150度程度に温めたストレートアイロン又はコテで、しっかり熱を加える
※point!
できれば1回、多くても3回までのスライドでとどめて!
④髪を冷まします
※point!
熱いうちに理想の形を作ってから、冷ましている間は触らないようにしましょう!
あまり何度も熱を加えてしまうと、傷みやパサつきの原因になります。
どこまでやってもいいのか、慣れるまでは難しいかと思いますが、何度もやっていくうちこのくらいやればOKだな!とわかってくるはず。
火傷には気をつけてくださいね!
髪の毛のクセづけの仕組み
なぜ冷ますことが大事なのかというと、髪の毛のクセづけの仕組みが関係しています。
「髪の毛は熱を加えると形が作れるんでしょ?」と、思われる方が多いと思います。
ですが、実は熱を加えている時に形がつくのではなく冷めていく過程で髪の形がつくのです。
ゼラチンを想像してみてください!
温めてふやかしてから、冷ましたら固まる…それと同じ原理です。
なので、例えば髪にウェーブをつけたい時、髪の毛が温かいうちに髪の毛を引っ張って伸ばしてしまうと全くウェーブはつきません。
逆に、強く巻きすぎた!と思ったときは、髪の毛が温かいうちに少し引っ張ってあげるとカールが少し落ち着きます。
梅雨の前髪にはスプレーを使いおでこにはパウダーを使用してサラサラキープ‼
髪の毛のセットをキープできるのが理想ですよね!
スプレーでキープ
ワックスやオイルを使うとべたついた前髪になりやすいことが想像できますよね。
ですので、梅雨の時期の前髪に使うスタイリング剤はズバリ!「スプレー」です。
スプレーは、ドラックストアなどに行くと色々な種類のものが売られています。
「パリパリ」になったり「ガチガチ」になるものではなく、ナチュラルにキープしてくれるものを選ぶと自然な前髪が出来上がります。
おでこにはパウダー
おでこの皮脂が出始めるのも、べたつく前髪の原因でしたよね。
ですので、こまめにフェイスパウダーでお直しすることをおススメします。
特に今は、マスク生活をしているので顔全体が蒸れやすく、皮脂が出やすい状態になっています。
マスクの下のお直しをするついでに、おでこも一緒にお直ししてあげてください。
まとめ
梅雨のべたつく前髪の対処法のポイントは
・朝のヘアセットはしっかりと冷ますことが大事
・お役立ちアイテムはスプレーとフェイスパウダー
この3つです。
マスクをしていると、メイクも満足にできないので、ヘアセットに力を入れている方も多いと思います。
せっかく頑張ってセットしても、前髪が残念な感じになると辛いですよね。
朝のヘアセットをしっかりして、梅雨の時期を乗り越えてください!
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