東京ドームは、コンサートやスポーツイベントなど、多くの目的で利用されています。
多くの人が一度は足を運んだことがあるかもしれません。
この施設内には、さまざまな種類の席が用意されています。
これは、他の多目的施設と同様のことです。
特に、アリーナ席とスタンド席があり、これらの席の違いや、席間の移動が可能かどうかについて興味を持つ人が多いでしょう。
そこで、アリーナ席とスタンド席の主な特徴や、これらの席間での移動が可能かどうかについて詳しく調べてみました。
東京ドームのアリーナ席とスタンド席の主な特徴は？
アリーナ席とスタンド席は、東京ドームで見られる座席の主な形態です。
これらの席の具体的な違いについて調査しました。
アリーナ席について
東京ドームで開催される野球試合やその他のイベントでは、選手やアーティストが活躍するエリアの周囲に設けられた座席をアリーナ席と呼びます。
コンサートでは通常、外野部分にステージが設置されることが多いですが、演出に応じて
・ステージをアリーナの中心に配置する
・特設の通路を作る
など、さまざまな工夫がされます。
アリーナ席はパフォーマンスを非常に近い距離で楽しむことができるため、大変人気があります。
ただし、アリーナ席は平面的に配置されているため、前の方の席に比べて後ろの席は視界が遮られやすくなります。
特に、身長が低い人は、他の観客によって視界が遮られてしまい、見づらい状況になることもあります。
観覧エリアについて
東京ドームでの観覧エリアを選ぶ際には、地上階と上層階の存在を知っておくことが大切です。
これらの席はメインイベントを中心に、右側を「ファーストベース側」、左側を「サードベース側」として区分しています。
地上階の席では、特に外野に近い席はメインステージに近くなりますが、視界が遮られる「限定視界席」となる可能性もあります。
地上階にはプロテクトネットの後ろの席があり、イベントの内容によって最適かどうかが異なります。
例えば、野球の試合ではプレイヤーを間近で見られるため良い席とされますが、コンサートの場合はステージから最も遠く、観客を球から守るネットによって視界が遮られがちです。
上層階の席はステージよりもドームの屋根に近いため、演者が非常に小さく見えることがあり、「屋根近席」と呼ばれることもあります。
そのため、演者をはっきりと見るには双眼鏡が必要になります。
しかし、コンサート会場を一望できるのは上層階の席からで、この独特の雰囲気を楽しむ人もいます。
観覧エリアを選ぶ際は、その位置や観るイベントの種類によって、最適な席が変わることを意味します。
多くの人が集まるイベントでは、好みの席を選べないこともありますが、どんな席でもその場を楽しむための工夫をすることができます。
東京ドームのアリーナとスタンド間の移動は可能？
東京ドームでは、アリーナ席とスタンド席がそれぞれ異なるエリアにあり、名称も異なります。
例えば、友人がアリーナ席にいる場合、短い時間でも会いたいと思うことがあるでしょう。
では、アリーナ席とスタンド席の間を自由に移動することは可能でしょうか？
アリーナエリアへの入場時、スタッフによるチケット確認があります。
このため、スタンド席からアリーナ席へのアクセスは許可されていません。
しかし、アリーナ席からスタンド席への移動は可能です。
アリーナ席のチケットを持っている場合、スタンド席に移動した後でも、再びアリーナ席に戻ることができますが、アリーナ席への入場のたびにチケットの確認があります。
つまり、アリーナ席のチケットを持っていれば、両エリア間を自由に移動することができます。
席を離れる際は、再入場に必要なチケットの半券を忘れずに持っておくようにしましょう。
また、各エリアへの入場時にはスタッフのチェックがあることも覚えておいてください。
コンサートやイベントによっては、会場のルールが異なることがあります。詳細が気になる場合は、事前に情報を確認すると安心です。
まとめ
東京ドームのアリーナ席とスタンド席は、それぞれ異なる魅力があります。
観覧するイベントによって、どちらの席が良いかは変わることがあります。
アリーナ席が必ずしも最適とは限らず、時には視界が悪いと感じることもあるでしょう。
しかし、どの席にも独自の楽しみ方があり、それを見つけること自体が別の楽しさを提供してくれます。
また、イベントの運営方針にもよりますが、原則としてアリーナ席とスタンド席の間を自由に行き来することは難しいことが多いです。
ただし、会場の外側にある廊下では待ち合わせや合流が出来ます。
その際には、再入場に必要なチケットの半券を忘れずに持参することを忘れないようにしましょう。